「ルンバ 980」を1年以上使ってみてのレビュー|部屋はキレイになるのか使用感や感想を紹介

ルンバ980 レビュー

ロボット掃除機の代表格・ルンバが我が家に来てはや1年半。ここまで特に故障もなく、毎日掃除をきっちり頑張ってくれています。

家にルンバがあると、よく「ルンバって実際どうなの?」よく聞かれるので、1年半使ってみた感想をレビューします!

結論からいうと買って大正解でした!

掃除の時間は大幅に減ったよね
ルンバのポイント
  • 掃除の時間が激減
  • 面倒なカーペットの掃除も楽になった
  • 吸引力は抜群
  • 自動で充電器に戻るから放っておける
  • 専用アプリからも操作できる

それでは、ルンバのレビューを紹介していきます!

iRobot ルンバ980の概要

スペック

サイズ直径353mm × 高さ92mm
重さ約3.9kg
稼働時間(通常清掃時)最大120分
稼働面積(通常清掃時)最大112畳(185㎡)
電源方式充電式リチウムイオン電池(充電時間:約3時間)

ルンバでできることや特徴

そもそも、ルンバは自動でお掃除してくれるお掃除ロボットです。

ボタン1つ押すだけで部屋の中をぐるぐる回って掃除してくれます。

部屋中の掃除が終わったと判断したら、自動で充電スポットに戻ってくれるとっても賢いやつです。

ルンバのおかげで掃除機をかける手間がほぼ0!

そんなルンバのハイスペック版、ルンバ980の特徴は次の通り。

ルンバ980の特徴
  • 本体カメラとセンサーで効率よく掃除
  • アプリからルンバを操作できる
  • ゴミ捨てやお手入れも簡単

本体カメラとセンサーで効率よく掃除

本体カメラとセンサーで効率よく掃除

ルンバ本体にはカメラが、裏面にはセンサーがついています。

このおかげでルンバの精度があがり、部屋のどこを掃除していないのか自分で判断してくれるので、充電時間内で効率良い掃除ができるわけです。

アプリからルンバを操作できる

アプリからルンバを操作できる

ルンバは専用アプリからも操作でき、消耗品の換え時状況や、掃除時間のタイマーセットもできます。

また、過去の掃除履歴も確認でき、そこから掃除時間や掃除した面積も見れるのでかなり便利。

アプリ周りは後ほどレビューします。

ゴミ捨てやお手入れも簡単

ゴミ捨てやお手入れも簡単

購入する前は操作とか面倒なんかなーと思ってましたが、いざ使ってみるとすごく簡単。

ゴミも溜まったら知らせてくれますし、ダスト容器からゴミ箱に捨てるだけです。

この辺の手入れが楽なとこもかなりありがたいです。

ルンバ980を選んだ理由

ルンバは結構シリーズが出ていて、今回紹介するルンバ980が最新モデル。

ルンバには500・600・700・800・900シリーズがありますが、主に比較されるのは600・800・900シリーズです。

ルンバ980を選んだのは、

  • ゴミ除去量が最高値
  • 稼働時間もシリーズ最大

と単純に掃除機性能が高かったからです。もちろん、先に上げた特徴が魅力的だったこともあります。

値段は10万台と高級家電の部類ですが、掃除の時間が格段に減りましたし、その分他の好きなことをやれば充分元が取れます。

家事の負担が大幅に減ったのがありがたい!

夫婦円満だね

iRobot ルンバ980レビュー

同梱物

ルンバ980

ルンバを買ってついてくるものは以下の通り。

  1. ルンバ本体
  2. ホームベース
  3. バーチャルウォール×2
  4. 交換用フィルター×2
  5. 交換用ブラシ×2
  6. 電源コード
  7. 乾電池

ルンバはあくまで掃除機なので、消耗品は必要になります。

最初から2つずつ消耗品がついているのは嬉しいですね。フィルター(写真の四角いやつ)とブラシ(三角形状のやつ)は定期的に交換が必要になります(後ほど詳しく解説)。

バーチャルウォールは、掃除させたくない場所に設置してルンバを寄せ付けないためのものです。

例えば玄関や階段、ペットケージ周りなどに設置することで、名前の通り架空の壁を作り出してルンバが来なくなります。

我が家は玄関とペットのところに配置してます

バーチャルウォールは乾電池式なので、付属の乾電池はそのためのもの。バーチャルウォールが2個同梱は結構嬉しいです。

買って最初にやるべきこと-ルンバの設置

スタートガイド

ルンバには、取扱説明書のほかに上のような薄いスタートガイドがついているので、まずはその通りにやれば問題ありません。

ルンバを買ったら、本体裏面の黄色い保護シートを外し、ホームベースを設置します。

ホームベースを設置

ルンバは掃除終了後に自動でこのホームベースに戻ってくれるので、ホームベースまでの導線はきちんと確保しておきましょう。

ホームベース周りに障害物があると、ルンバが迷ってしまいホームベースに戻らず充電が終わるまでさまよいます。

公式には、

  • ホームベース両脇75cm程度の間隔
  • ホームベース前方2m以内にテーブルや家具を置かない
  • バーチャルウォールから3m以上の間隔
  • ホームベースが階段などの段差から2m以上離れていること

が必要みたいです。

ただ、写真を見てもらえばわかるように両脇75cmも離れていませんし、前方1mくらいに壁があります。

これでも問題なく稼働するので、ホームベース設置場所は色々試しながら検討していいと思います。

ルンバを充電

ホームベース設置が決まったらルンバを充電しておきましょう。充電が終わると本体の電池マークが上のように緑に点灯します。

ルンバの裏面

裏面はこんな感じです。

デュアルバーチャルウォールで進入禁止場所を作ろう

ルンバを買って感動したのが「デュアルバーチャルウォール」です。

ルンバに入ってほしくないエリアに置いて、赤外線の架空の壁を作ってくれます。

しかも、「バーチャルウォールモード」と「ヘイローモード」という2つのモードを切り替えて使うことが可能です。

これはスイッチで切り替えることが可能で、

上がバーチャルウォールモード、下がヘイローモード

上がバーチャルウォールモード、下がヘイローモードです。写真はヘイローモードにしていますね。詳しく解説します。

バーチャルウォールモード

バーチャルウォールモード

これは最大3mの直線上の壁を作ります。

バーチャルウォールモード

玄関や階段の前などに置いて、ここから先は進入禁止!とできます。我が家は玄関に設置しています。

玄関には塩や靴を置いていますし、ここにルンバが入るとめちゃくちゃにされるんですよね。。。

ヘイローモード

ヘイローモード

これは、設置した場所から半径約60cm程度の進入禁止エリアを作れます。

画像のようにペットの餌やトイレ、鉢など進入されると不都合がある場所に置いておくと大丈夫です。

ヘイローモード

我が家はペットのハリネズミがいるので、ハリネズミケージを置いている棚の周りは進入禁止エリアにしています。

こうしないと、ルンバが平気で棚にぶつかるので、ペットのストレスになっちゃうんですよね。

操作は簡単!ボタンを押すだけ

操作は簡単!ボタンを押すだけ

ルンバの操作方法はめちゃくちゃ簡単で、「CLEAN」ボタンを押すだけ!です。

もう、これだけで「テレーレレー♪プー、プー、プー、プー!」とメロディが鳴って掃除が始まります。

操作はかなり簡単!

あとは、部屋全体をきちんと掃除させるために、障害物はなるべくどかしておきましょう。

うちは2LDKで60㎡くらいの広さですが、大体40分~1時間ほどで掃除が終わります。

ゴミが溜まったら捨てるだけ

ゴミが溜まったら捨てる

ルンバ前方についているダスト容器は、ワンプッシュで取り外し可能です。

ルンバのゴミ箱マークが赤く点灯する

ある程度使ったらルンバのゴミ箱マークが赤く点灯するので、そのタイミングでダスト容器に貯まったゴミを捨てます。

これがちょっとルンバのデメリットにもなるんですが、ほこりが固まって溜まると結構捨てづらいんですよね。。。

ダスト容器の上蓋を開けるとフィルターも取り出せるのですが、そこにもほこりは溜まるので除去が必要です。

ダスト容器さえきちんとお手入れすれば後は必要ありません。

たまに裏のセンサー部分を拭いたり、ルンバ裏面の2本のローラーに髪の毛などが絡まるのでそれを取ってあげるくらいです。

ルンバはアプリからの操作が魅力的!

ルンバは専用のアプリが提供されています。

iRobot HOME
iRobot HOME
無料
posted with アプリーチ

この「iRobot HOME」アプリとルンバを連携させることでより便利に使えるので、スマホにインストールしておきましょう!

ルンバアプリでできること1.アプリからルンバを起動できる

アプリからルンバを起動できる

アプリを開くと「CLEAN」ボタンが出てくるので、これをタップするとルンバが起動します。

上の方に「まるちゃん」とありますが、これはルンバの名前です。アプリからルンバに名付けできるんですよね。だからどうということもありませんが・・・。

将来的には、名付けした名前で呼んでルンバを起動させる、なんてことが実現されるのかなぁと予想。

ルンバアプリでできること2.スケジュールを予約

スケジュールを予約

アプリからルンバのスケジュールを設定できます。

僕は毎日起動させているので使っていませんが、ここで設定しておくと自動で掃除を始めて自動でホームベースに戻ります。

ルンバアプリでできること3.履歴の確認

履歴の確認

アプリ上からルンバの清掃履歴を確認できます。

赤いグラフはエラーで途中で掃除が終わったときですね。エラーは、ゴミを捨ててなかったり大きなものを誤って吸い込んだり、カーペットの上で迷子になったりしたとき起こります。

履歴の確認

履歴の日付をタップすると、このように掃除した面積も確認できます。

空白の部分は掃除をしていない箇所で、ベッドやテーブル、洗面所など進入していない場所は表示されません。

履歴の確認

累計の掃除回数、時間、面積、ダートディテクトの回数も確認できます。

ダートディテクトというのは、ゴミが特に多い場所を往復して掃除する機能のことですね。

2回に1回くらいやっていることがわかるね

ルンバアプリでできること4.お手入れ状況の確認

お手入れ状況の確認

アプリからお手入れ状況も確認できます。

真っ赤っ赤だよ

交換をサボるとこうなります。。。

お手入れ状況の確認

各項目をタップすると、このようにお手入れ方法を動画で確認できます。

ステータスをリセットすると、真っ赤から緑に戻ります。

お手入れ状況の確認

購入したてやステータスをリセットした時はこんな感じ。緑色です。

ただ、このバーが緑から赤に変わるのって結構早い気がするんですよね。。。「え、もう赤!?」というような。。。

メーカー側としては消耗品をなるべく買わせたいでしょうから、そういう意図もあるんでしょうけど、消耗品の交換はそんなに早いタイミングでなくていいと思います。

消耗品の交換タイミングは、この後解説しているのでそちらを確認してみてくださいね。

ステータスリセットした日付を確認できればいいんだけど、多分搭載されないだろうなぁ

ルンバアプリでできること5.ヘルプの確認

ヘルプの確認

何気に便利なのが、ルンバアプリ上からヘルプや説明書を確認できることです。

動画でも確認できるので、お手入れの方法を簡単にチェックできたりできるのがありがたい。

また、エラーで止まったときも、どうして止まったのかヘルプを見たら解決できます。

ルンバアプリでできること6.Amazon Echoとの連携

Amazon Echoとの連携

スマートスピーカーの「Amazon Echo」と連携させることで、音声で動かせるようになります。

Amazon Echoとの連携

「Amazon Echo」のスキルにiRobotがあるので、追加すれば使えるようになります。

ルンバを使う上でよく聞かれること

家にルンバがあると、来た人に色々質問も受けるのでここにまとめておきます。

ルンバを稼働させるペース

ルンバはほぼ毎日稼働させています。

僕が毎日家にいるので、大体お昼ごはんを食べ終わったタイミングで動かすことが多いです。

出かける時なんかはルンバを起動させて外に出ます。帰ったらルンバがホームベースに戻っていますし、アプリを見ればきちんと掃除できたか確認できるので便利です。

仕事をしている方は、出勤前にルンバを起動させて家を出ることをおすすめします。

音はうるさくないか

音はめちゃくちゃうるさいです。上の動画を見れば動いている姿がイメージできますが、ほんとこんな感じです。

なので、夜寝ている時にルンバを動かそう、なんてのは辞めたほうがいいです。

段差はどこまで大丈夫か

厚さ1cm程度のマットは余裕で超えます

厚さ1cm程度のマットは余裕で超えます。

カーペットも、これくらいの毛並みなら平気で上ってきます

カーペットも、これくらいの毛並みなら平気で上ってきます。

カーペットに上ると、毛先が長すぎて絡まってしまい、エラーで止まることもあったので、

クッションを置いて対策

ルンバを起動する時は、こんな感じでクッションを置いて上ってこれないようにしています。

結構ふわふわの柔らかいクッションですが、これくらいでも障害物と認識しそれ以上進まないんです。賢い。

逆に言えば、この程度でも障害物と認識しちゃうので、ルンバを稼働させるなら床に物は置かないほうがいいです。

障害物が多いと掃除効率が激減するから注意してね

ちなみに、バーチャルウォールにしなかったのは範囲が広すぎてカバーできなかったからです。

掃除機はいらなくなったのか

昔のルンバはまだ性能が確立していなかったので、ルンバを使っても部屋はキレイにならないというイメージを持たれている方も多いと思います。一昔前の自動車のナビのような感じですね。

本音を言うと、普通の掃除機はいらなくなりました。

ほぼ毎日ルンバを起動させているわけですが、これで大体部屋はキレイになっています。

ただ、構造上どうしても部屋の隅っことか進入禁止エリア付近とか、ルンバではカバーできない場所もあるので、そこはハンディクリーナーで吸い取っています。

ダイソンのハンディクリーナー。

これがあれば機動力も抜群なので、結構色んな場所を掃除できます。

ルンバが苦手な場所をハンディクリーナーでフォローする感じですね。

ダイソンのハンディクリーナーは最新モデルのものもありますが、こちらの古い機種でも問題ないと思います。

メインで使うわけじゃないからこれで充分!

休日にサッとやるだけだから楽ちん!

また、ハンディクリーナーはルンバのフォローの使うだけでなく、ルンバ本体の掃除にも使います。

フィルターに結構ほこりが溜まることがあるので、それをハンディクリーナーで吸い取ってあげるとキレイになります。

消耗品の買い替えペース

ルンバのフィルターの交換時期

ルンバのフィルターは定期的に交換しましょう。大体3~4ヶ月が目安です。

これを怠ると吸引力が弱まってしまうので要注意です。

ルンバのブラシの交換時期

次にルンバのブラシですが、これは半年~1年に1回程度で充分です。

ルンバのローラーの交換時期

正式にはエアロブラシといいます。これは1年程度でいいのではないでしょうか。うちはまだ交換していないので、そろそろ必要かもしれません。。

消耗品は1番安全なのは公式ストアで購入すること

ここまで紹介した消耗品はいわゆる互換品で、iRobotの正式商品ではありません。

問題なく使えるかと思いますが、安心・安全に使うためには公式の純正品を使うのが1番です。

そういう方は、iRobotの公式ストアで消耗品を買い揃えましょう。

最後に-ルンバは買って正解!

もう1年以上使っているルンバですが、本当に買って大正解の家電です。

メリットをまとめると次の通り。

ルンバのメリット
  • 掃除の手間が大幅に削減
  • 「掃除」という家事が家からほぼなくなる
  • 床に物を置かなくなった

床に物を置かなくなったのは、物があると掃除ができないからだね

思わぬ副産物!
ルンバのデメリット
  • 床に物があると掃除できない
  • 音がうるさい
  • 値段は相応にする
  • ルンバ1台で完璧にキレイになるわけではない

これがルンバのデメリットですが、床が散乱している方はルンバは向いていません。

また、ルンバが苦手な場所もあるので、その辺は先程紹介したハンディクリーナーなどでフォローしてあげましょう。

音がうるさい点も、掃除機は普通のでも結構音がしますし、出勤時や出かける際に起動しておけば気になることはありません。

ルンバを使うことで、掃除の時間は従来より大分減りましたし、毎日自動で掃除してくれるので家政婦がいるようなものです。自動掃除の感動は、使ってみないとわからないですね。

特に共働きの家庭にはこれ1台置いておくのは必須だと思っています!

どうしても値段が気になる方は、1度レンタルしてお試し利用してみるのもアリです。

DMM.comいろいろレンタルサービス 」を使えば、最新家電も安くお試しで使えます。

「DMM.comいろいろレンタルサービス 」

今回紹介した最新ルンバも、7日で6,000円台と本体購入するより格安でお試し利用できるので、購入前にレンタルしてみてはいかがでしょうか!

我が家は買って大正解でした!1家に1台ルンバをおすすめします!

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